【著名人調査】“はあちゅう”って一体何者!?20代女性から人気の伊藤春香さんを知っていますか?
依田有里佳
8月 20, 2014
Oct 30 2015
au,ドコモ、ソフトバンクといった大手キャリアと契約するのが当たり前だった時代から、最近は格安スマホを選択肢の1つにする人が増えています。
格安スマホを選択すれば、携帯を頻繁に使う人でなければ通信費をかなり抑えることができます。
大学生にとって格安スマホは夢のようなスマホなのか、果たしてそうではないのか?
今回Students labでは大学生に対し、そんな最近流行りの格安スマホに対する意識調査を行いました。
まずは、学生が現在どこの携帯電話のキャリア会社と契約をしているか調査しました。
1位はauで34%でした。
auとソフトバンクは個性的なCMをうっており、そのCMはイメージ向上に一役買っているでしょう。
2位はドコモで26%でした。
やはり、大手3社が上位を占めるという結果になりました。
次に、学生が月額1,000円から使える格安スマホを知っているかどうかを調査しました。
「知らない」と回答した学生は50%で、半分の学生は格安スマホの安さに対して認識が高くない、という結果になりました。
「なんとなく知っている」と回答した学生も32%おり、学生の大半は格安スマホについて詳しいとは言えないようです。
以前、日本で販売されているiphoneはSIMフリーではなく、1つのキャリアで契約したらそのキャリア以外とは契約できない仕組みになっていました。
しかし日本でもSIMフリーのiphoneが販売できるようになり、今日本における携帯キャリア会社同士の競争は少しづつ激しくなっています。
SIMフリーのiPhoneであればキャリア変更で月額2,000円程度に抑えられる、という事実(通信料や利用頻度による)がありますが、この事実を知らない学生は71%にも上りました。
大半の学生は知らないということになります。
実践している学生は2%ほどでした。
「MVNO」とは「Mobile Virtual Network Operator」の略です。
この言葉の意味を知らない学生は80%にも上りました。
大半の学生にとって、MVNOはまだ身近なものではないようです。
大学生が知っているMVNOは何か調査したところ、1位は「ビックカメラ」で30%という結果になりました。
2位はワイモバイルで24%、3位はイオンスマホで22%でした。
学生にとって携帯料金は安いものではありません。
よって、親に払ってもらっているという学生は79%にも上りました。
ほとんどの学生の携帯キャリアが大手3社だということを加味すれば、納得がいきます。
また、自分で支払っているという親孝行な学生も21%いました。
まだ学生にとって認知度が低い格安スマホ。
また、家族で同じキャリアだと割引が聞くという事実もあるため、乗り換える予定がない学生は56%にも上りました。
しかし、条件次第では変更してもいいという学生が37%いました。
今後格安スマホの認知度が上がれば、学生の考えも変わるかもしれません。
・携帯電話キャリア会社、au、ソフトバンクと契約している学生は34%
・月額1,000円から使える格安スマホを知らない学生は50%
・SIMフリーのiPhoneであればキャリア変更で月額2,000円程度に抑えられることを71%の学生は知らない
・MVNOの意味を知らない学生は80%
・知っているMVNO、1位はビックカメラで30%
・携帯電話の料金は親が支払っているという学生は79%
・今のキャリア会社から他のキャリアに変更する予定はない学生が56%
まだまだ学生にとって、格安スマホの認知度は低いようです。
大手キャリアが未だ学生に人気なようです。
そのため安くない携帯料金を親に支払ってもらっている学生が多いという結果になりました。
しかし、今後格安スマホの認知度が上がればキャリアを変更する学生も増えるかもしれません。
格安スマホが今後どういった戦略をとっていくか、まずは認知度向上がひとつの鍵と言えそうですね。
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(実測日:2015年10月29日 回答者数:300人 /Students lab編集部調べ)