【著名人調査】“はあちゅう”って一体何者!?20代女性から人気の伊藤春香さんを知っていますか?
8月 20, 2014
Aug 04 2014
就職氷河期と呼ばれた時代に比べ、景気が良くなってきた現在の就職活動。
とはいえ人気企業への就職は変わらず人気があり、なかなか入れないのが現状です。
納得のいく企業より内定をもらえなかった学生が、わざと卒業をせずもう1年大学に残り、再度就職活動を行う「就職留年」。
実際に、就職留年を選ぶ学生はどのくらいいるのでしょうか。
また、学生は就職留年に対してどのように思っているのでしょうか。
今回は大学生の就職留年に対する意識調査を行いました。
約7割の学生が就職留年を知っていました。
このアンケートで就職留年を知った学生も3割いましたが、多くの学生は就職留年という選択肢があることを知っているようです。
約半数の学生は「卒業すると思う」と回答をしました。
一方で「留年すると思う」と回答をした学生は14%、「分からない」と回答をした学生は30%いました。
必ず卒業しないといけないと考えている学生は決して多くはなく、就職留年という道を選ぶことに意外と抵抗がないのかもしれません。
この質問に対しては約9割の学生が「卒業して内定先企業に就職をする」と回答をしています。
内定をもらった後に辞退をすることで周囲に迷惑をかけることや、内定を辞退したとしても他に行く企業がないため、たとえ本意ではなくとも就職する学生のほうが多いようですね。
このアンケートデータから見ると、内定があっても就職せずに留年するパターンの就職留年の学生は比較的珍しい、と言えるかもしれません。
就職留年をすると、「翌年の就職活動が不利になる」と考えている学生が約7割いました。
また、「影響はほとんどない」と答えた学生は25%、「有利になると思う」と回答をした学生は7%でした。
実際に就職留年をして翌年内定をもらった学生はいるので一概には言えませんが、就職留年が翌年の就職活動に不利になると考えている学生が多いようです。
最後に、就職留年に対して学生はどのように思っているのかを聞きました。
・自分の入りたい企業のためにもう一年頑張ろうって思えることは素晴らしいことだと思う
・自分が本気で行きたいなら仕方ない
・時間に余裕があってスキルアップできるならよい
・先輩が就職留年して就職したので、ありだと思う
就職留年に賛成の学生の多くは、留年する1年が有意義に過ごせるのであれば良いという意見が多かったです。
また、身近の人の体験談などから就職留年を肯定的に捉えている学生もいました。
・留年という選択肢が本当に良い形なのか分からない
・留年して就職先を探すのは、親に迷惑だと思う
・留年しても、満足行く内定がもらえなかった人が翌年もらえると思えない
・精神的に辛そう
・留年して受かる保障はないからすべきでないと思う
・学費の負担が大きい
就職留年することで、学費がさらに1年分かかってしまうことや、就職しないことで親に迷惑をかけてしまうことを懸念している意見が多かったです。
お金に余裕があればありだと思う、という意見も多くみられました。
また、精神的に辛そう、などメンタル面を心配する声もありました。
一方で、就職留年の賛否ではなく、今の日本の就職活動の仕組みを批判する声もありました。
・日本が新卒主義だから、就職留年という言葉がつくられたのだと思う
・日本の新卒主義は、海外の就職事情と比べると異常だと思う 改善してほしい
確かに就職留年と聞くとあまり良いイメージは持たないかもしれません。
また、海外に比べ日本では「新卒」という立ち位置がとても優遇されているようにも思います。
本当に行きたい企業があり、求めているキャリアプランがあるのであれば就職留年もありなのではないでしょうか。
ただし、留年することで親に迷惑をかけてしまうことや、留年する1年の過ごし方を考えなければ就職留年は良いものだとも言い切れません。
また、今では「第二新卒」と呼ばれる就職して間もない社会人に向けての中途採用を行っている企業も多くあります。
不本意な就職活動で終わってしまっても、また社会に入ってからステップアップして中途採用を目指すという選択も良いと思います。
いずれにせよ、一度きりの自分の人生なので、後悔のない選択をしたいですね!
(実測日:2014年8月1日~3日 回答者数:773人 /タダコピアプリ調べ)